Q.今さら聞けない素朴な疑問
先日、電車に乗っている時に唇がカサカサしているのが気になってしまい、リップクリームを塗りました。
すると、目の前に立っていた50代くらいの女性が明らかに不満そうな顔をして、近くから「電車の中で化粧をするなんて非常識だ」との声も聞こえてきました。
私としては化粧をしたつもりがなく、リップクリームを塗っただけなのに…と悲しくなりました。
後から思い返してみると、そもそもなぜバスや電車などの中で化粧をしてはいけないのかという疑問が生じてきました。
一般常識として公共の乗り物では化粧をするものではないとの認識があることはよく理解できますし、実際に私の目の前でいきなり化粧をしだす人を見かけると不快に感じるかもしれません。
今さら人に聞くこともできないなと思いましたが、恥をしのんでこの場で聞いてみたいと思います。
A.人によって感じ方が違うもの
世間的には電車などで化粧をしてはいけないと言われていますが、人目を全く気にする素振りもなく化粧をしている女性が増えたような印象を受けます。
アイメイクを必至に行っている女性や、いきなりファンデーションを取り出してメイクをしている様子を見かけると嫌な気分になる人もいますが、興味本位で見ている人も多いようです。
元の素顔とは比べ物にならないくらいメイクでキレイに変身する人も多いので、どんな変貌を遂げるのだろうかと面白がって見ている人が多いのも事実です。
どちらかと言えば人が化粧をしている姿を見ていると苛立つという気分的な問題が関係しているケースが多いです。
なぜ公共の乗り物で化粧をすると不快に感じるのかは、実際に迷惑をかけられるため嫌だと感じる方も多いです。
例えばファンデーションの粉が飛んできてくしゃみが止まらなくなったり、化粧品の臭いが苦手で気持ち悪くなるという人もいます。
隣で化粧を始められると肘があたって邪魔くさく感じる方もいます。
明らかに迷惑行為だと感じることが公共の乗り物で化粧をしてはいけないとされる原因になると考えてください。
本来であれば化粧は公衆の面前で行うようなものではなく、きちんと家で行うものです。
どうしても忙しくて時間が無かったという場合には仕方がないのかもしれませんが、毎回のように電車などで化粧を行っているのは考えものだと思われます。
今回のケースではリップクリームを塗っただけなのに…ということでしたが、恐らく周囲の人はリップクリームではなく口紅を塗っていたと思ったのではないでしょうか?
ただし、自分にとっては迷惑行為だと思えることではなくても、周囲の人にとっては迷惑に感じられるような行動をするのは避けたいところなので、リップクリームの塗るだけであってもトイレなどの人目につかない場所で使用するのが望ましいと思われます。
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