Q:高浸透の化粧品とはどのような効果のある商品?エイジングケアにも向いていますか?
最近ケア商品などでよく聞くことがある高浸透という言葉、これはどういう状態の事を指すのか、ちょっと気になっています。
年齢を重ねて近頃、たるみやしみ、色々なエイジングトラブルがあるので、高浸透な化粧品などが効果のある商品なら、是非、使ってみたいと思っています。
どのような効果があるのか教えてください。
A:高浸透というのは真皮にとどまって効果を発揮してくれる商品です
ケア商品を購入される時、多くの方はどのような商品化を確認されると思いますが、肌に吸収しやすいとか、浸透率が高い、肌なじみがいいテクスチャーです・・などの説明を目にする機会が多くなっていると思います。
吸収というのは、化粧品の成分が血管に入り、血液の流れによって全身をめぐるという意味で、浸透というのは、血液の中まで吸収されることはないけれど、成分が肌の角質層という部分を通り、表皮、真皮にまでしっかり届くという意味です。
さらになじみがいいというのは、肌の角質層に届き効果が出てくるという意味なので、肌の中にぐっと入りこんでいくという順序を表せば、吸収、浸透、なじむという順番になります。
美肌について吸収、浸透、なじむ、この三つの中で何が大切なのかというと、皮膚の組織にケア商品の成分がとどまってくれることが重要な事となりますので、浸透という言葉のケア商品が最も、お肌に効果的と考えることもできるのです。
A:高浸透は分子量が小さいという特徴の商品が多くよりお肌に浸透します
皮膚の表皮、真皮部分まで浸透してくれることを高浸透と表現していますが、この高浸透には、分子量が小さいことが求められます。
成分の分子量が大きいと、表皮、真皮の細胞内に入り込んでいくことができません。
しかし成分の分子量が小さければ、細胞内に入り込んでいくことができるのです。
分子量が大きなコラーゲンやヒアルロン酸などは、お肌になじむ商品といえますが、最近はこうした商品も、分子量を小さくして浸透率を向上させた商品などが登場しています。
A:高浸透商品でも脂溶性商品はおススメです
有効成分をお肌の欲しい部分に浸透させるためには、脂溶性であるかどうかという事もポイントです。
皮膚表面は皮脂によって外敵から保護されているので菅、油に溶ける脂溶性の物質であれば、お肌の皮脂にうまくなじんで皮膚内にしっかり浸透してくれるのです。
そのため、高浸透のケア商品の多くが脂溶性であり、また分子量を小さくしたものが多いという事になります。
高浸透のケア商品はどんな効果があるのかと気になっていた方も多いと思いますが、今まで浸透しにくかった成分も分子量を小さく、脂溶性を利用する事によって、よりお肌の奥に入り込み、その効果を維持させる効果がある、と考えていいでしょう。
年齢を重ねるとだんだんと失われていく成分、減少する成分が多くなります。
水分などもそうですが、しっかりと高浸透の商品を利用する事で、お肌の中に有効成分を行きわたらせ、年齢を感じさせないお肌にすることができるのです。
ログインしてコメントする
ユーザー名:
パスワード:
新規会員登録