A.難易度はあまり高くなさそう？

化粧品に関連する国家資格は存在していないそうで、日本化粧品検定は民間資格の部類に入るようです。
難易度としてはそんなに難しいものではないと言われていますが、きちんと勉強をしていなければ解けない問題が多いとも言われています。
しっかりテキストの要点を押さえて勉強していれば問題なく合格できると考えても良さそうです。

試験は3級から1級までのレベルに分かれており、3級についてはFacebookを利用してどなたでも無料でチャレンジできます。
3級レベルは初級編とも言える本当に基礎的な内容が出題されますので、まずは腕試しとして挑戦してみてはいかがでしょうか？

2級と1級に関してはテキストを購入してしっかり勉強しなければ合格が難しいレベルになります。
公式テキストはどちらの級にも対応していますので、一冊だけ用意しておけば効率良く勉強できるようになっています。

2級は肌の悩み別の化粧品やメイク方法、美肌維持に関する基礎知識が問われる内容です。
１級は2級の内容に加えて化粧品の専門科として相応しい知識が問われる内容になっています。
問題集については2級と1級が別々に発行されていますので、どちらかに絞って受験する場合には受験予定の等級を準備してください。

2 級と1級についても受験資格がなく、何級からチャレンジしても良いので、いきなり1級から挑戦しても問題ありません。
2級と1級の併願はできないため、まずは2級から順番に合格を目指すという選択肢もありますし、化粧品に関する高度な知識を持っていると自信があれば1級から挑戦しても良いです。

どちらもマークシート式の回答で、全国の主要都市などで毎年5月と11月に実施されています。

1級に合格するとコスメコンシェルジュの認定を受けることもできます。
1級合格後に協会会員になり、研修プログラムを受講後にコスメコンシェルジュとして認定されるという流れになっています。

協会の入会金と年会費はそれぞれ1万円で、研修プログラムの受講費は5千円になります。
研修プログラムは会場で実施されていますが、来場が難しい場合にはウエブ上で受講することも可能です。

コスメコンシェルジュになると成分表示を読む力が身につき、美容に関する最新情報などが提供されます。
美容関連の就職にも有利になると言われていますので、取得する価値は大きいと考えられます。